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板東英二 [芸能]

6月29日に放送されたバラエティ番組「有吉反省会」(日本テレビ系)に、タレントの板東英二がゲスト出演した。番組では、板東が野球選手の名前をまったく知らないことを明かされたようです

「板東は過去、甲子園に出場後、プロ野球選手として活躍。引退後は俳優やタレントとして活動し、現在は野球解説者なども務めています。しかし番組によれば、板東は解説にて『このピッチャーは不利』『こういうバッターはイヤ』といっさい名前を呼ばないため、選手の名前を知らない疑惑が浮上。実際、スタッフが写真見せてみると、ほぼ答えることができませんでした」(テレビ誌記者)

そんな板東といえば、先日放送されたバラエティ番組「水曜日のダウンタウン」(TBS系)のドッキリ企画で、仕掛け人に激怒し、VTRの大部分がカットとなった。この放送は翌日以降、様々なネットニュースで取り上げられ、バラエティタレントとして再ブレイクする可能性も浮上。しかしテレビ関係者の間では、彼の起用に関して慎重になっている流れがあるという。

「今回の『有吉反省会』で板東は、野球に詳しくない一般人でも知っている大谷翔平の名前すら答えられませんでした。すると視聴者からは『認知症ではないのか?』といった心配の声が殺到。この可能性は、すでに業界でも噂されていたようで、6月28日発売の『週刊現代』によれば、各局のプロデューサーは彼の扱いについて慎重に構えているとのこと。ただの演出で激怒しているだけなら問題ありませんが、万が一認知症の初期症状だった場合、病人を笑いものにしているとして問題になってしまうため、うかつなことはできないようです」(前出・テレビ誌記者)

今年で79歳を迎えた板東。まだまだテレビで元気な姿を見せてほしいが、記憶に関してイジる演出はリスクがあるかもしれない。
タグ:板東英二

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松本人志 宮迫博之 [芸能]

6月30日放送のフジテレビ系『ワイドナショー』でダウンタウンの松本人志が、吉本芸人による反社会的勢力の会合での闇営業問題に踏み込んで言及したようです

今回謹慎処分となった雨上がり決死隊・宮迫博之やロンドンブーツ1号2号・田村亮らは当初、闇営業に対する報酬は受け取っていないと話していたが、後に金銭の授受があったことを認めている。松本も、宮迫から「お金は受け取っていない」と説明されていたという。

「今回の騒動で、松本さんは“吉本に意見ができる立場の先輩”として、宮迫さんの話を聞いていたわけですが、結果的に嘘をつかれてしまった。松本さんは『ワイドナショー』の中でもかなり悔しそうな表情を浮かべていました。松本さんのショックはかなり大きかったと思いますよ」(テレビ局関係者)

番組内で宮迫に対し「クビでいいんです」とまで発言していた松本。その一方で、謹慎処分となったほかの芸人たちに対しては、同情している様子だった。

「宮迫さんや亮さんは、闇営業に参加しなくても十分に食べていけるだけの収入がありますが、吉本の仕事だけでは食べていけないがゆえに、闇営業に参加してしまったという芸人たちもいる。松本さんとしては、そういった芸人たちには情状酌量の余地があるのではないかという気持ちなんだと思います」(同)

今回謹慎となった芸人たちのうち、収入がそこまで多くない芸人たちについては、比較的早い復帰も予想され始めている。

「売れていない後輩芸人たちにしてみれば、先輩である宮迫さんや亮さんなどが参加している会合であれば、それなりに大丈夫だろうという気持ちもあったかもしれない。それに吉本からもらう給料も安いし、背に腹はかえられないという事情もあったと思います。また、そこまで売れていない芸人であれば、仕事に復帰したとしても、スポンサーなどに対する影響もあまりない。そう考えると、謹慎は1カ月くらいにとどめて、むしろ社会奉仕活動などをさせた方がよさそう。吉本としてもイメージ回復のために、そういった活動に取り組むべきですよ」(芸能記者)

宮迫については、かなり長い謹慎となりそうだ。

「不倫報道も含めてはじめての不祥事ではないし、闇営業に参加した芸人のなかでいちばんの先輩であるという責任も大きい。そして、松本さんを裏切ってしまったことの影響も大きいでしょう。仮に吉本が宮迫さんを復帰させようとしても、松本さんが首を縦に振らない限りは、なかなか戻ってこられないと思います。少なくとも1年、下手をすれば2年くらいの謹慎となってしまう可能性も高いのでは」(同)

ちなみに、不倫騒動のベッキーは約半年、矢口真里に至っては約1年半活動休止となった。

「ベッキーさんも矢口さんも、あくまでもプライベートの問題でしたが、宮迫さんについては反社会的勢力が出てくる問題。本人に認識がなかったとしても、より重大だと言える。ここでもし半年くらいで宮迫さんが復帰したら、今度は吉本に対して『甘い』という批判も出てくるでしょう。吉本としても宮迫さんの処遇について、適切な判断をしないと、その後の信用にも関わってくる。少なくとも矢口さんよりは謹慎期間を長くする必要があるのではないでしょうか」(同)

今回の騒動では、対応のまずさも目立っている吉本興業。宮迫の処分において、絶対に失敗はできないだろう。

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小林豊アナ [芸能]

TBSの小林豊アナウンサー(53)が、29日放送のTBSラジオ『土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送』(毎週土曜 前9:00)に生出演。7月1日付でアナウンス部から異動する小林アナは「まさにこれで(アナウンサーとしては)廃業ということ」とあいさつしたそうです

 同番組がスタートした2015年10月から出演してきた小林アナ。話題となった場所からレポートする自身のコーナー「小林豊のTOKYO潜入大作戦」最終回は、今までに何度も番組で訪れたとしまえんから中継。お世話になったとしまえん関係者に最後のあいさつをした小林アナは、スタジオMCの出水麻衣アナへ「頑張ってくださいよ」とエールを送ると、出水アナはこらえきれずに涙を流した。

 エンディングに再び登場した小林アナは、異動先について「7月1日にできる部署なので、会社の方針であまり言えない」と具体的な話は避けたが、アナウンサーとしては「二度とマイクを持つことはないかと思います」と明言。「本音を言うと、二度と喋るかよTBS」と毒舌混じりに本心を漏らしながら、「小林豊、ここまでです。廃業です」という言葉を最後に、30年にわたるアナウンサーとしての仕事を終えた。

 その直後のCM明け、出水アナが交通情報を呼びかけようとすると、号泣してしまい原稿が読めなくなってしまう。それを受けてナイツ・土屋伸之が代理で読もうとするも、土屋も涙をこらえきれず話せなくなり、急きょ塙宣之が交通センターへの呼びかけと天気予報の読み上げを担当した。

 小林アナは東京外国語大学を卒業後、1989年にTBSに入社。これまでに『アッコにおまかせ!』『関口宏の東京フレンドパーク』『2時っチャオ!』などに出演し、現在はTBSアナウンススクールの講師も務めている。
タグ:小林豊アナ

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スリムクラブ [芸能]

吉本興業は27日、お笑いコンビ「スリムクラブ」と「2700」が暴力団関係者の会合で闇営業したとして、無期限謹慎処分にしたことを発表した。2組ともに出席者が反社会的勢力という認識はなかったが同社が判断し処分に至った。「2700」は、振り込め詐欺グループのパーティーに事務所を通さずに参加、金銭を受け取ったとして「雨上がり決死隊」宮迫博之(49)らと謹慎処分を受けたばかりだった

  吉本興業はマスコミ各社にファクスで処分を報告。同社によると、「スリムクラブ」の真栄田賢(43)と内間政成(43)、「2700」の八十島宏行(35)、常道裕史(36)の4人は約3年前、他事務所の知人の芸人を通じ、飲食店オーナーの誕生日パーティーで芸を披露してほしいと直接依頼されて参加。その対価として一定の金銭を受領したという。

 きょう28日発売の週刊誌「FRIDAY」(講談社)は「スリムクラブ」が指定暴力団「稲川会」No・3に当たる本部長の男性の誕生日会で闇営業していたと報道。会合は16年8月ごろ、川崎市内の韓国クラブを貸し切りにして開かれたと伝え、上半身裸の内間が1000円札を数枚つなげて作られた首飾りを下げ、ピースサインしている写真を掲載している。

 吉本興業の継続調査で2700が同席していたことも新たに判明した。

 本紙の取材では、仲介したのはモノマネ芸人B。スリムクラブへのギャラは10万~15万円とみられ、ネタを1本披露した後は客と宴席をともにしたとみられる。Bの知人は「Bは何度か主催者と仕事をしたことがあると聞きました。Bは建設会社社長のパーティーだと言ってスリムクラブに声を掛けた。彼らは初めてその場に行ったようです」と話した。

 吉本興業では、所属芸人が事務所を通さず仕事をする闇営業で、振り込め詐欺グループのパーティーに参加していたことが今月発覚したばかり。仲介役をしたカラテカ入江慎也(42)が契約解消、参加した宮迫や2700、ロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)ら11人が24日に謹慎処分となった。

 真栄田は事務所を通じて文書で「認識が甘く、このような形になってしまったことは、大変心苦しいです」。内間は「この謹慎で自分と向き合い、自分の生き方を堂々と話せる人間になりたいと思います」と心境をつづった。

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ゆりやんレトリィバァ [芸能]

お笑い芸人の、ゆりやんレトリィバァ(28)が、アメリカの人気オーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」に出演。星条旗の水着姿で奇抜なダンスを踊り、全米の注目を集めた。オーディションには落ちたものの、番組公式ツイッターで紹介されると、瞬く間に20万近くの“いいね”が集まる人気ぶりだ。

 そもそもゆりやんとは何者なのか。

「芸歴6年目の女性ピン芸人で、関西大学出身の才女。お笑い養成所を首席で卒業し、実力派として先輩芸人の友近などからも認められている、今注目の若手芸人です」(芸能担当記者)

 大学時代、映画研究会に入り洋画を観て英語を覚えたというゆりやん。今回も審査員との軽妙なトークで観客を沸かせていたが、

「英語力もさることながら、研究熱心さが人気に繋がったのでしょう」

 とは、江戸川大学教授でお笑い評論家の西条昇氏。

「自分の肩書をパフォーマー兼ダンサーと話していました。コメディアンと言っていたら期待値が上がってしまい、うまくいかなかったかも。あの番組はプロのダンサーなども参加する。本格的なダンスパフォーマンスを想定した観客を良い意味で裏切る内容だったため、会場のボルテージが上がったのです」

 さらに、アメリカでウケる芸風に変えてきたところに聡明さを感じるようで、

「ピコ太郎で分かるように、アメリカのコメディはナンセンスでやりすぎな芸が人気です。日本人には、『バカバカしい』で一蹴される芸もアメリカでは大爆笑。彼女はそのツボの差を理解し、“おバカ”な芸に徹して注目を集めた。研究の成果の表れといえます」(同)

 日本は「恥の文化」で知られていたはずですが。

「週刊新潮」2019年6月27日号 掲載

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森ニーナ [芸能]

タレントの森ニーナが、24日発売の「週刊プレイボーイ」27号に登場したようです

様々な広告やウェブCMで話題の森は、「いろんな意味で謎の美女。」というタイトルでグラビア初挑戦。「30歳で人生初のグラビアに挑戦させていただきました!さらにインタビューもしていただき、“私の今まで”についてお話させていただいた結果、スタッフさんに驚かれるばかりでした…赤裸々な私を是非見てください!」とアピールした。(modelpress編集部)

■森ニーナ(もりにーな)プロフィール

生年月日:1989年6月9日

出身:東京都

身長:158cm

サイズ:B87 W60 H86
タグ:森ニーナ

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芸能界 薬物 [芸能]

大麻取締法違反(所持)の罪で起訴された、KAT―TUNの元メンバー・田口淳之介被告(33)と元女優・小嶺麗奈被告(38)の初公判が、東京地裁で7月11日に開かれることになった。

 2人は5月22日、一緒に住んでいた東京都世田谷区のマンションで乾燥大麻約2・2グラムを所持したとして逮捕・起訴。その後、今月7日にいずれも保証金300万円を納付して保釈された。

「保釈の際、結果的に田口被告が身柄のあった警察署の表口で報道陣を引きつけている間に、小嶺被告が手薄な裏口から帰っていった。現在、2人は会うのを禁止されているが、公判では互いのことをかばい合うのではとみられている」(芸能ライター)

 注目されているのが2人の薬物の入手先だ。小嶺が以前から東京・六本木の飲食店に出入りしていたことから、「六本木ルート」に注目が集まっているというが、その“元締”の名前が浮上しているという。

「ある芸能人の親族から多くの芸能人が入手しているようだ。その人物の親族も以前、薬物使用疑惑が浮上していたが、まだ逮捕されていない。すでにその“元締”は捜査当局から逮捕されている」(全国紙社会部記者)

 芸能界は大混乱に陥りそうだ。

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関東信越厚生局麻薬取締部 [芸能]

人気アイドルグループ「KAT-TUN」の元メンバー・田口淳之介被告(33)と“内縁の妻”で元女優の小嶺麗奈被告(38)の大麻所持カップルが逮捕されて、間もなく1か月が経過する。2人は7日にそれぞれ保釈されたが、関東信越厚生局麻薬取締部(通称・マトリ)は早くも次なるターゲットを絞り込んでいるという。その標的は、お笑い界の超大物タレントに違いないとささやかれているようです

 マトリが狙うのは、小嶺のコネクションに引っかかった大物のようだ。芸能関係者が語る。

「実は…小嶺にはある美人の親友がいたといいます。その女性は、芸能界では有名なアラフォー美女で、数多くのジャニーズタレントとも交友があったことで知られているんですよ」

 ところが、その親友の女性は「誰もが知る人気者で、現在もバラエティー番組などで活躍する超大物お笑いタレントと以前、男女の関係だったというのです」(同関係者)。

 このため“小嶺ルート”からこの親友の女性、交際相手だった大物タレントらの名前が、すでに捜査当局に伝わっているようだ。

「小嶺本人は『自宅にあった大麻はすべて自分のもの』と供述し、田口をかばう姿勢を見せていました。そんな彼女だけに、他のクスリ中毒の芸能人の名前を、取り調べで簡単にしゃべるとは思いませんが…。それでもマトリもその道のプロですからね。予想以上の収穫があったそうです」と捜査関係者は明かす。

 さらに「小嶺からいろいろな話を聞いていた田口も、マトリの取り調べに知っていることは素直にしゃべってしまったとか」(同)。

 それだけに“小嶺ルート”で浮かび上がった大物タレントをいま、マトリががっちりとマーク、行動確認しているとしたら、いつ「逮捕!」のニュースが流れてもおかしくはないが…。

「実際に小嶺と、その元カレであるサパークラブのオーナー、そしてこの大物お笑いタレント、その彼女だった小嶺の親友女性は、よく4人で会っていたようです。ある時なんか、この4人が挙動不審で言動不明瞭な様子で、都内カフェで密会している場面が目撃されたこともあった」(飲食店関係者)

 こうした話が漏れ伝わってくるということは、捜査が進展している証拠に他ならない。

 そして、このお笑いタレント以外にも“小嶺ルート”から名前が飛び出しそうだと噂される人物がいるようだ。

「田口と同じ、元ジャニーズのタレントです。彼は遊び人として知られ、最近は以前にも増して、コカインなど強いクスリにどっぷりとハマっているとの噂です。マトリが徹底マークしていますよ」(音楽関係者)

 今回の小嶺、田口両被告の逮捕をきっかけに、マトリが芸能界の薬物汚染解明につながる“六本木ルート”を徹底的に潰そうと考えているのは想像に難くない。

「梅雨が明けて夏本番になるこの1~2か月くらいで、アッと驚く新たな逮捕者が出ることは十分考えられる」(前出の捜査関係者)

 果たしてこの夏、どんな大物がマトリに挙げられるのか――。

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アメトーーク [芸能]

お笑いコンビ・カラテカの入江慎也(42)の仲介により、複数の所属タレントが振り込め詐欺グループの会合での“闇営業”していた問題で揺れる吉本興業

会合に参加した芸人のうち、雨上がり決死隊の宮迫博之(49)がMCをつとめるテレビ朝日系「アメトーーク!」が6月13日に放送された。

もともと“闇営業”の実態を報じたのは7日発売の写真週刊誌「FRIDAY」。同誌の報道後初の放送だったが、そこでの“異変”が話題を呼んでいる。

「前の週までは流れていた一部のCMが流れなかったんです。その穴を埋めるように、東日本大震災の直後に頻繁に流れて有名になったACジャパンのCMが流れていました。通常、ACのCMはスポンサーが差し替えを申し出たときに放送されるもの。一部の企業が放送を自粛したと見られています」(広告代理店関係者)

番組放送中からネット上では《結構スポンサー降りてるな》《例の件でどっかスポンサー見合わせてるのか》《困ったときのACのCMですかい?》などの声が噴出していた。

「スポンサーは今回の事件を楽観視していないようです。テレ朝は“闇営業”が発覚しても番組を通常通り放送すると早々と発表しましたが、考えが甘すぎたのではないでしょうか」(テレビ局関係者)

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生稲晃子 [芸能]

1986年、アイドルグループ「おニャン子クラブ」に入り、芸能活動を始めた。グループ解散後は、女優や歌手としてテレビや舞台などで活躍。結婚して長女を出産し、仕事と育児に追われる日々を送っている。

 がん検診は毎年のように受けていたが、2010年は忙しさから予約を入れ忘れた。知り合いの医師に勧められ、11年1月、人間ドックを受けた。

 すると、「再検査」の通知が届いた。精密検査を受けると、右胸に小さながんが見つかった。医師から告知を受けたときは、「ドラマのワンシーンを撮影しているような感じでした」。自分のこととは思えず、涙も出なかった。

 当時、テレビ朝日の街歩き番組「ちい散歩」に出演していた。「がんの公表は、健康番組のイメージに合わない」。そう考えて公表しないことにした。

 5歳だった娘には言うべきかどうか悩んだ。「この子なら理解してくれる」。直感的に思い、自宅のソファで話をした。

 「ママのおっぱいの中に悪いものがあって、取らないとママは死んでしまうかもしれないんだよ」

 娘は「ママが入院するのは嫌だ。死ぬのは嫌だ」と泣いた。だが、後になって話しておいてよかったなと実感した。「ちゃんと理解をして成長してくれていると思うことが、何度かありました」

生稲晃子さん 乳がん再発繰り返し全摘へ 右胸にそっと触れ、「ありがとう、さようなら」と…
写真・米田育広
切除して1年後 再発
 2011年3月に見つかった右胸のがんは小さかった。5月、がんを切除する手術を受けた。

 当時、テレビ朝日の街歩き番組「ちい散歩」に出演していた。がんのことは公表せず、手術を受けて退院した翌々日には、普段と変わらぬ元気な姿で収録に臨んだ。

 「せっかくレギュラーで起用してくださっている。外見に変化があるわけでもなく、今まで通り、やれるところまでやってみようと思いました」

 この年の7月には放射線治療も始まった。暑い中、1か月以上にわたり病院に通うのはつらかった。しかし、仕事に行くと、気持ちを切り替えられた。

 「病気になると、孤独感や疎外感を持ってしまいがちです。仕事場でも家庭でも、自分の言葉や働きを待っていてくれる人がいて、必要とされていると思う気持ちが、病気に打ち勝つ薬になるのかなと思います」

 仕事を続けていたからこそ、治療も頑張れた。

 放射線治療が終わると、ホルモン治療を開始し、薬を飲み始めた。だが、12年、再び右胸にがんが見つかった。

 「がんを取り、放射線も当てていたのに……」。体の中にあるがんのしつこさを知り、最初に告知を受けたときよりも気持ちが沈んだ。9月に再び、がんを切除する手術を受けることになった。

2012年9月、右胸にがんが再発していると告知され、すぐに切除する手術を受けた。ホルモン治療を続けたが、13年秋、三度(みたび)、がんが見つかった。

 再発を繰り返し、「命のことも考えていかなければいけない状況にある」と感じた。主治医は右の乳房を全摘し、同時に再建する手術を提案した。

 45年間、苦楽を共にしてきた体の一部を、自分が生きるために取り去らなければならない。右胸に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになり、主治医の前で初めて泣いた。だが、「娘のために責任を持って生きていかなければ。死ぬわけにはいかない。ずっとそばにいてあげたい」。すぐに決断した。

 全摘手術を12月末に行うことが決まると、娘が銭湯に行きたがっていたことを思い出した。

 「右胸がなくなったら、人前で裸になる勇気は持てないかもしれない」。手術の5日ほど前、手をつないで銭湯に出かけた。娘は広い風呂に入れてうれしそうで、その様子を見ているだけで楽しかった。「時間が止まってほしいという思いでした。楽しくもあり、悲しくもある思い出です」

 手術前日に入院した。その日の夜、病室で一人、鏡に向かい、右胸にそっと触れた。

 「ありがとう、さようなら」――。そう言って、別れを告げた。

生稲晃子さん 乳がん再発繰り返し全摘へ 右胸にそっと触れ、「ありがとう、さようなら」と…
写真・米田育広
「公表」で気持ちも楽に
 2013年12月、右胸を全摘し、同時に再建する手術を受けた。後で人工乳房を挿入するため、胸の皮膚を伸ばす器具を入れた。

 ところが、11年に行った放射線治療によって皮膚がダメージを受け、伸びにくくなっていた。手術を受けてからしばらくは寝ても起きても、ズーンという鈍い痛みが続き、再建手術を受けたことを後悔したほどだった。

 痛みよりもつらかったのは、がんを周囲に黙っていたことで生まれた罪悪感だった。

 「再発を繰り返し、再建手術も受けた経験を話せば、勇気を持ち、励みとしてくれる人がいるかもしれない」。治療が一段落したタイミングで、公表しようと考えた。15年10月に人工乳房を入れ、その際、雑誌の取材を受けた。

 「話をして楽になり、自分を素直にさらけ出せるようになった気がしました」。周りからは「前よりも明るくなったね」と声をかけられた。今も治療薬を飲み続けるが、その後、再発はしていない。

 闘病生活の支えになったのは、家族の存在だ。「自宅にいれば私が家事をやり、治療や仕事でいなければ夫がする。うちの中では、がんの話をすることもなく、普通に暮らせるよう、夫や娘が心がけてくれたことが生きる力になりました」 
タグ:生稲晃子

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