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電力自由化 [ニュース]

家庭も電気を買う会社を選べる電力小売りの全面自由化が1日、始まった。新たに参入する会社への事前の契約切り替えは37万件を超えた。首都圏では参入組がイベントでお得感をアピール。守る側の大手も引き締めを図ったようです

 私鉄大手・東京急行電鉄系の東急パワーサプライは都内の商業施設でイベントを開き、大きな電球のオブジェを点灯した。

 これまでの東京電力より基本料金が割安で、さらに鉄道や系列スーパーで使えるポイントなどの特典もつく。電気の契約者で午前7時までに駅の改札を通った客には通常の倍の1日10円分のポイントをつけ、電車の混雑緩和と家庭での電力使用のピーク緩和の一石二鳥を狙う。1日時点の契約は約3万件。村井健二社長は「毎日の乗車や買い物と組み合わせてお得感を出す」とし、数年内に50万世帯分の契約獲得をめざす。

 一方、迎える大手電力の東京電力はこの日、持ち株会社「東京電力ホールディングス」になった。出陣式で広瀬直己社長は記者団に「お客さまに選んでいただけるよう、競争に打ち勝っていく」と語った。

 電力広域的運営推進機関によると、3月25日までに全国で37万8400件が大手電力から参入組に乗り換えた。大都市圏に集中し、東電管内が22万1800件、関西電力管内が10万3500件だった。

 システムトラブルも起きた。推進機関と、電気を売買する「日本卸電力取引所」の間で通信障害が起き、3月31日午後10時ごろから約8時間半、電力取引が停止した。推進機関側のプログラム異常という。家庭などへの電力供給に支障はなかった。林幹雄経済産業相は1日の閣議後会見で「不具合が生じたことは大変遺憾だ。これを教訓に対応に万全を」と述べた
タグ:電力自由化
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